たむし・いんきんたむし

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タムシもインキンタムシも水虫と同じ白癬菌に感染してなる皮膚病で、 顔や体にできたものをタムシといい、股部にできたものをインキンタムシと言います。
医学的には潜在性小水疱性斑状白癬(せんざいせい しょうすいほうせい はんじょうはくせん)または頑癬(がんせん)と言うそうです。
人から人ヘ感染するだけでなく、イヌ・ネコなどのペットから人ヘ感染することもあるので、 過度にペットに接触しないほうがいいでしょう。

【たむし】
タムシはほとんどの場合、初期は赤い小さな斑点ができ、それが同心円状に拡大していき、 中心部(内側)は赤茶色に変化して、外の淵は赤い斑点の連続が少し盛り上がります。
大抵かゆみを伴いますが、まれにかゆみが無い場合もあるようです。
かいた手から体の他の部分に移ることもあるし、 長引くと赤茶色が色素沈着して完治しても後が残るので、早く治さないといけません。

早めに治療すれば、きれいに治すことができますが、症状が治まったからといって、 すぐに薬を止めると再発する可能性があります。
症状がおさまって皮膚がきれいになっても、白癬菌は活動を停止しているだけなので、 皮膚がきれいになってからも最低1ヶ月くらいは薬を塗り続けることが大切です。 新陳代謝の遅い高齢者は2ヶ月くらいは塗り続ける必要があります。

原因は水虫と同じですから、薬も市販の水虫薬を塗って治療しますが、 水虫薬を塗るだけでなく患部を清潔に保つことも大切です。
水虫薬は2003年以降に発売されている医療用から転用された成分の配合してあるものが良いと思います。
タムシでないものに水虫薬を塗ると悪化する場合もあるので、 タムシかどうかはっきり分からない場合や市販薬で治らない場合は、 皮膚科に行ったほうがいいでしょう。

【いんきんたむし】
インキンタムシはできる場所がタムシと違うだけで、症状も治療法もタムシとほぼ同じです。
インキンタムシになるのが最も多いのはスポーツをする思春期の男性ですが、 最近はパンストの長時間着用等で女性患者も増えているそうです。
液タイプの水虫薬を塗るとしみますが、少し時間がたてばおさまります。
また、長引かせると完治しても赤黒っぽい後が残るので早めに治療してください。
痒みが無くなってからも1,2ヶ月は薬を塗り続けないと再発する可能性が高くなります。
また、インキンタムシは通常は太股にでき、陰嚢(タマ袋)にはほとんどできません。
陰嚢に痒みがあるときは、湿疹である場合が多いようです。

インキンタムシの予防は股間を清潔にするのが第一です。
毎日風呂に入り、下着も毎日着替え、スポーツシューズやスポーツ着も頻繁に洗いましょう。

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