水虫と酢 |
水虫・爪水虫の症状と水虫薬・治療法>水虫と酢 民間療法で、酢が水虫に効くというのは、掲示板などでよく見かけますが実際、どうなのでしょう? 確かに酢には殺菌作用がありますが、2001年6月に放送されたNHKのためしてガッテンの実験では、 酢に白癬菌を殺す作用はなかったそうです。 だからと言って酢が水虫に効かないとも言えません。 シャーレの中での実験がそのまま実際の皮膚にあてはまるかは疑問があるし、実際に酢で 水虫が治ったという人がけっこういるのですから。 ただ、酢で水虫が治ったという人が、本当に水虫だったのかという疑問もあるのですが・・ 酢で水虫が治ったという人の話では、酢を使うと皮膚がポロポロと剥がれるそうですから、 白癬菌が浸透するよりも早く皮膚が剥がれて、皮膚といっしょに白癬菌が取り除かれて 水虫が治るという可能性はあるかもしれません。 いずれにしても、2001年ごろに比べると今は医療用の水虫薬が転用されて、水虫によく効く市販薬が 販売されているので、そちらを使ったほうが賢明でしょう。 酢は体に害はないでしょうが、市販薬が効かなかったときに試してみるほうが良いと思います。 酢(料理酢・穀物酢)を使った民間療法の例 (毎日続ける必要あり。注意:皮膚が荒れるようならすぐやめること) ●42,3度の湯で5〜10倍に薄めた酢を作り、洗面器や足の入る容器に高さ2cmくらい まで入れる。これに30分〜1時間程度、足湯のように浸けておくことを皮膚がむけるまで毎日する。 または、ビニール袋を何重にもしてその中に湯で薄めた酢を入れ、 そこに足を入れて足首をひもかゴムで止めて過ごし、その後洗う。 薄めた酢は繰り返し使えるが、汚れてきたら新しいものにする。 ●洗面器に42−43度に温めた湯で半分に薄めた酢を入れて10分〜20分程度、足をつけることを毎日続ける。 ●酢を薄めずにそのまま40度くらいに温め、一日2回10分程度、足をつける。 ●風呂上がりに1日1回、薄めずに直接酢を塗る。 酢で皮膚が剥がれた後に、市販の水虫薬をぬると効果的かもしれません。 お買い得水虫薬はこちら |