水虫薬の比較

水虫・爪水虫の症状と水虫薬・治療法>水虫薬の比較


水虫薬の比較をして自分に合う水虫薬を選ぶのは難しいことです。
なぜなら、白癬菌の種類によるのか、体質によるのか分かりませんが、 同じ水虫薬でも人によってよく効く場合とあまり効かない場合があるからです。
水虫薬をいろいろ比較したところで、自分にどれが効くかは試してみるしかありません。

最近の市販の水虫薬は、医療用の水虫薬の成分と同じもので作られているので、 水虫薬のタイプと症状による向き不向きで選べば、そうはずれはないと思います。
しかも、医療用の水虫薬にはない痒み止め成分やジュクジュクを急速乾燥する成分や、 メンソールのような爽快感のある成分も入っているものがあり、そういう意味では 医療用よりも良いかもしれません。 しかし、病院に行けば保険がきくので病院で処方してもらったほうが、金額的にはお得です。

市販の水虫薬には、クリーム剤,軟膏,液剤,スプレータイプの4種類があります。

クリーム剤の水虫薬は、浸透性がよく、しみることが少ないので、ほぼすべての水虫のタイプに対応できます。

軟膏の水虫薬は、多少ベタつき、浸透性はクリームよりやや落ちますが刺激が少ないのでひび割れやただれのある水虫に向いています。

液剤の水虫薬は、ベタベタしないので、足の裏全体に薬を塗るような水虫に向いています。ジュクジュクしているものや乾燥してひび割れているような水虫には、しみる場合があります。

スプレータイプの水虫薬は、冷却効果でかゆみをすぐおさえるので、痒みのあるものや広く塗る場合に向いています。 ジュクジュクの水虫専用にパウダーが入ったスプレータイプの水虫薬もあります。

後は、痒み止めのあるなし、薬の浸透を助ける成分のあるなしなどを考慮して選べばいいのではないでしょうか。
使ってみた水虫薬が効かなかった場合はいろいろ試して、自分に合ったものを自分で探すしかないようです。

以下、2007年現在の最新の水虫薬を書いておきます。

ウィンダム (ラノコナゾール配合)
2007年に医療用成分が市販の水虫薬に転用されたものだから、一度は使ってみる価値ありでしょう。

ラミシールAT (塩酸テルビナフィン配合)
2004年に医療用から市販の水虫薬に転用された成分配合。

ブテナロックラマストンMX2スコルバダッシュ (塩酸ブテナフィン配合)
2003年に医療用から市販の水虫薬に転用された同じ成分配合。

ダマリンエーストークール (塩酸アモロルフィン配合)
2003年に医療用から市販の水虫薬に転用された同じ成分配合で、水虫だけでなく、カンジダや癜風にも効くそうです。

アトラントエース (塩酸ネチコナゾール配合)
2003年に医療用から市販の水虫薬に転用された同じ成分配合で、二段階で白癬菌を阻害。

この5種類の水虫薬のどれも試して、効かないようなら水虫ではないかもしれません。


Copyright(c)2007 水虫・爪水虫の症状と水虫薬・治療法 All rights reserved.
(http://atad.xsrv.jp/)