中国の水虫薬

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日本で販売されている中国の水虫薬は、主に複方土槿皮酊(フクホウドキンピチンキ)と華陀膏(カダコウ)の2つです。
複方土槿皮酊は土槿皮酊に痒み止め成分のクロタミトンを追加配合したものです。
複方土槿皮酊はドケンピチンキ,ムクゲチンキ,パンタキンピ液,モクキンピなどとも言うようです。
複方土槿皮酊は液剤タイプ、華陀膏は軟膏タイプで、 どちらも水虫患部の皮がはがれるタイプの水虫薬のようです。

複方土槿皮酊 液剤タイプ (価格は内容量20mlで 1500円程度)
成分は1mL中
木槿皮チンキ ・・0.1mL 抗真菌作用 (原生薬40mgに相当)
安息香酸 ・・・・120mg 殺菌・防腐作用
サリチル酸 ・・・80mg 角質軟化作用
クロタミトン ・・50mg 痒み止め作用
添加物:エタノール

木槿皮とは、ムクゲ(アオイ科の落葉低木)の樹皮を乾燥したもので、抗菌作用があります。
木槿皮チンキは、木槿皮から成分を抽出した濃縮エキスです。
複方土槿皮酊を塗ると、皮膚がポロポロむけ、角質ごときれいに剥ぎとるので、 皮膚の厚くなった水虫に効果がありそうです。

華陀膏(かだこう) 軟膏タイプ (価格は内容量20gで 1000円程度)
成分は
サルチル酸5% ・・・角質軟化作用
安息香酸10%・・・・殺菌・防腐作用
カンフル2% ・・・・痒み止め作用
白蝋2%
白色ワセリン80%・・基剤
蝋梅油1%香料

華陀膏は入れ物のふたにパンダのマークがある水虫薬で、水虫患部の皮膚をはがす作用あり、 かかとの角化症の治療によく利用されるそうです。


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