水虫の総まとめ

水虫・爪水虫の症状と水虫薬・治療法>水虫の総まとめ


水虫は白癬というカビの一種が皮膚に寄生しておこる皮膚病で体の皮膚のどこでもなる可能性があるが、 水虫と似た症状の別の病気もあるので、よく分からない場合は病院へ。

水虫は出来る場所によって名称がちがう。
  • 足にできるものは「足水虫、足白癬」
  • 手にできるものは「手水虫、手白癬」
  • 股部(股間の太もも部)にできるものは「いんきんたむし、股部白癬」
  • 体や顔にできるものは「たむし、ぜにたむし、体部白癬」
  • 頭にできるものは「しらくも、頭部白癬」,爪は「爪水虫、爪白癬」

    足や手にできる水虫は、趾間型水虫,小水疱型水虫,角質増殖型水虫,爪水虫の4タイプがある。
  • 趾間型水虫は、指の間にできて、痒くてジュクジュクしたり、切れ目ができたりする。
  • 小水疱型水虫は、小さな水ぶくれが土踏まずを中心にできてつぶれたりする。
  • 角質増殖型水虫は、皮膚が分厚くなって少しずつ剥けたり、ひび割れたりする。
  • 爪水虫は、ほとんどは皮膚の水虫から移り、爪の前のほうから変色したり、分厚くなったりする。

    タムシやインキンタムシは、はじめは赤い小さな斑点ができ、それが同心円状に拡大していき、 中心部(内側)は赤茶色に変化して、外の淵は赤い斑点の連続が少し盛り上がる。 市販の水虫薬でほぼ治るが、早く治療しないと跡が残る。

    しらくも(頭部白癬)は、初期は頭髪部に赤い斑点ができて、頭皮のはがれやかゆみを伴い、 放っておくと徐々に広がる。市販の水虫薬を使うよりも病院へ行ったほうが良い。

    爪水虫としらくも以外の水虫は、根気よく市販の水虫薬を塗り続ければ治る可能性が高いが、 治らない場合は皮膚科へ。

    爪水虫は、飲み薬を服用すると80%〜90%の人が完治するが、副作用がでる人もいるので血液検査が必要。 妊婦や特定の病気の人は服用できない。また、妊娠も不可。
    塗り薬のみで治すには、水虫に侵された部分を除去して薬を浸透しやすくする工夫が必要。

    市販の水虫薬は、医療用から転用されたラノコナゾール,塩酸テルビナフィン配合, 塩酸ブテナフィン,塩酸アモロルフィン,塩酸ネチコナゾールなどを配合してあるものが効きそうだが、 痒み止め成分や皮膚への浸透を助ける成分・炎症を抑える成分の有無なども考慮して選ぶと良い。
    その他、エフゲン,ホロスリン,複方土槿皮酊,華陀膏なども好評らしい。
    水虫薬は、個々に効くものと効かないものがあるので、効かない場合は他の成分の配合されたものを試してみる。

    市販の水虫薬のタイプには、液剤,軟膏,クリーム,スプレー剤,パウダースプレーがあるので、 症状によって使い分けると良い。
  • 患部がジクジクしていたり、さけている場合は、パウダースプレー・軟膏・クリーム
  • 患部に小さな水泡がある場合は液剤、水泡がつぶれたら軟膏・パウダースプレー
  • 患部が乾燥している場合は、液剤・スプレー剤
  • 患部が分厚く乾燥しいる場合は、浸透成分の配合された液剤・パウダーではないスプレー剤
  • 患部が分厚く乾燥してひび割れている場合は、軟膏タイプ
    (あくまで、目安です。絶対と言うわけではありません)

    水虫薬の効果的な塗り方
    1.毎日塗る。(3日塗り続けて3日休む方法もあり)
    2.薄くで良いので患部だけでなくその周辺も塗る。
    3.成分が浸透しやすい風呂上りに塗る。
    4.皮膚がきれいになっても最低1ヶ月は薬を塗り続ける。

    水虫の民間療法は、効く場合もあるが効かない場合もある。
    市販の水虫薬を試したり、病院に行っても治らなかった場合は、 民間療法を試しても良いが、あまり期待はしないほうがいいかも・・・

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