水虫の症状(白癬の症状)

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水虫(白癬)はタイプによって大きく小水疱型水虫,趾間型水虫,角質増殖型水虫,爪水虫に分けられ、 それぞれのタイプによって症状が異なります。

小水疱型水虫の症状は、足の裏側の指に近い部分や土踏まず、足の横側に小さな水ぶくれがたくさんできて、かゆく、水疱の周囲が赤くなり、水疱(水ぶくれ)が破れると二次感染を起こしやすいのが特徴です。
また、小水疱型足水虫と見た目が同じような掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と いう水虫ほどかゆくない病気や汗疱(かんぽう=あせも) があるので、 よく分からない場合は皮膚科の病院でみてもらいましょう。

趾間型水虫の症状は、ゆびの間が白くふやけたりただれて水ぶくれができたり、 体液がしみでてジュクジュクになったりして非常にかゆいのが特徴です。 斑点状に赤くぶつぶつとした状態になることもあります。
また、細菌に二次感染してリンパ管炎、リンパ節炎を起こすことがあるそうですから 早めに治療しましょう。

角質増殖型水虫の症状は、足の皮膚がぶ暑くなって少しずつはがれるもので、 かゆみはあまり強くないか、ほとんどかゆみのない場合もあるのが特徴です。
かゆみがないので放っておいたり、水虫と気づかない場合がありますが、 皮膚がヒビ割れると激しく痛む場合もあります。
足の裏側全体の皮膚ががカサカサの状態になり、白い粉をふいたようになる場合もあります。
痒みがないので放っておきがちですが、長く放っておくと足の裏全体に広がって、 爪水虫にもなりやすいので早く治したほうがいいですよ。
角質増殖型水虫だと思ったらただのカブレだったり、加齢によって皮膚が厚くなったと思っていたら、水虫だったという例もあるので、怪しいとおもったら皮膚科でみてもらいましょう。

爪水虫の症状は、爪の先のほうから白濁ったり、黄色や茶褐色なったり、分厚くなって ぼろぼろになるのが特徴です。爪なのでかゆみがないのでついつい放っておいたり、 水虫薬の成分が浸透しにくいので治りにくいやっかいな水虫です。
体の他の部分に水虫がなくて、爪だけが異常になった場合は「皮膚カンジダ症」という感染症などの 可能性もあるので、皮膚科でみてもらいましょう。

格水虫の治療については「5 水虫治療(治療法・治し方・治療方法・治す)」を参考にしてください。


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